診療予約
case
最初に出てきた方へティッシュペーパーや綿を入れ、両則の鼻翼(こばな)を左右から圧迫してください。下を向いてのどに流れる血は飲 み込まずに吐き出してください。普通の血の止り方ならば10分もすれ ば血は固まってきます。無理に鼻をかまずに、落ち着いたら慌てずに耳鼻咽喉科専門医においで下さい。それでも、どんどん鼻血の出てくるときには、速やかに耳鼻咽喉科専門医または救急病院へおいで下さい。
耳垢が詰まっても起こりますが、内耳神経が急に侵されて聞こえなくなる突発性難聴のことがあります。迅速な治療が必要ですので、急な耳鳴りや耳が塞がった感じが持続するときは心身の安静を保って速やかに耳鼻咽喉科専門医へおいで下さい。
花粉症を含めた鼻アレルギー、血管運動性鼻炎などが考えられます。原因となりそうな物はできるだけ避け、耳鼻咽喉科専門医へおいで下 さい。一般的な感冒薬(かぜぐすり)には抗ヒスタミン剤が配合されていますので、応急処置として服用すれば、一時的に症状が止ることがあります。
めまいはあらゆる原因で起きます。耳鳴り、聞こえの変化があるときは耳鼻咽喉科領域の原因のことが多く、メニエール病、内耳炎、椎骨脳底動脈循環不全などのことがあります。安静にしていても治らな い時には、脳梗塞の前駆症状のこともありますので、舌がもつれたり、手足の運動障害などがあれば速やかに耳鼻咽喉科専門医または救急病 院へおいで下さい。
花粉症、喉頭アレルギーや口腔アレルギー症候群(OAS)が考えられます。うがいをしてから原因と思われるものは避け、耳鼻咽喉科専門医へおいで下さい。
急性の鼻副鼻腔炎が考えられます。片方ずつ鼻をよくかんで、うがいをしましょう。症状が良くならなければ耳鼻咽喉科専門医へおいで下 さい。ちいさなお子さんで、異物(紙など)を鼻に入れると、とてもくさい臭いの黄緑色の鼻汁が出てきますので、ご注意してください。
口内炎や消化器の障害、微量元素の亜鉛不足による味覚障害などが考えられます。口腔内をきれいにして、バランスの良い食事をしても良くならないときは、耳鼻咽喉科専門医へおいで下さい。まれに、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎などによる顔面神経障害や脳神経障害のことがありますので注意が必要です。
臭いの元(嗅素)の通り道を塞ぐ急性の副鼻腔炎、鼻アレルギーや鼻茸などが考えられます。ウイルスによる嗅神経障害による嗅覚障害のこともありますので耳鼻咽喉科専門医の診察を受けて下さい。
長く続く咳や声の使い過ぎによって起こる、急性喉頭炎や声帯ポリープが考えられます。沈黙して声の安静を保っても治らないときには、喉頭癌や甲状腺癌などのことがあるので必ず耳鼻咽喉科専門医の診察を受けて下さい。
ある日突然、口や眼が閉じられなくなることがあります。顔面神経麻痺(ベル麻痺)が多いのですが、脳神経障害、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎などの中耳障害、耳下腺腫瘍などが原因のことがあります。速やかに耳鼻咽喉科専門医へおいで下さい。